日本のエステティック産業の信頼と発展を目的に設立された日本エステティック工業会
 
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マイカ

 

淡灰色の粉末または麟片状の粉末で、鉱物の「白雲母」や「金雲母」を粉砕して作ります。表面がスベスベした性質があるので、フェイスパウダーやメイクアップ化粧品などに使用します。

  
 

マイクロクリスタリンワックス

 

白色~淡黄色の塊で、石油から作ります。粘り気が強く、のびが良く、液体の油と混合すると油が分離して発汗するのを防ぐ働きがあり、口紅などに使用します。固さを調節する目的などでいろいろな化粧品に使用します。

  
 

マルチトール

 

白色の粉末で、マルトース(麦芽糖)から得られる糖類です。肌の潤いを保ったり、肌をしっとりさせる働きがあり、基礎化粧品などに使用します。

  
 

マルトース

 

麦芽糖とも言います。白色の粉末で、デンプンから得られる糖類です。肌の潤いを保ったり、肌をしっとりさせる働きがあり、基礎化粧品などに使用します。

  
 

マロニエエキス

 

淡黄色~赤褐色の液体で、トチノキ科植物「マロニエ(セイヨウトチノキ)」の果実や葉から抽出して作ります。肌の潤いを保ったり、肌をしっとりさせる働き、消炎作用、収斂作用、血行促進作用があり、基礎化粧品などに使用します。

  
 

マンニトール

 

マンニットとも言います。白色の粉末で、ショ糖から作ります。肌に潤いを与えたり、肌をしっとりさせる働きがあり、基礎化粧品などに使用します。

  
 

 

精製水とも言います。無色の液体で、水道水などを蒸留するか、またはイオン交換樹脂を通して不純物をとり除き精製して作ります。他の成分を溶かす働きがあり、いろいろな化粧品に使用します。

  
 

ミツロウ

 

白色~淡黄色の固体で、ミツバチの巣から得られるロウから作ります。固さを調節する目的などでいろいろな化粧品に使用します。ホウ砂と合わせて使用すると、水と油を乳化するので、昔からコールドクリームに使用されていました。

  
 

緑3

 

緑色のタール系色素で緑色3号とも言います。化学合成して作ります。商品を着色したり、肌や毛髪を着色する働きがあり、いろいろな化粧品に使用します。この他に色調の違いで緑201、緑401などがあります。緑の後に数字が付いています。緑色のタール系色素は7種あります。

  
 

ミネラルオイル

 

流動パラフィンとも言います。無色の液体で、石油からとり出します。安定性の高い油で、角質になじんで、水分を逃がさないように保護したり、柔軟な肌に整える働きがあり、基礎化粧品やメイクアップ化粧品などに使用します。

  
 

ミリスチン酸

 

白色の固体で、ヤシ油などから得られます。固さを調節する目的などでいろいろな化粧品に使用します。水酸化ナトリウムなどのアルカリと中和して作られるミリスチン酸石鹸は、おだやかな洗浄性と泡立ちがあり、石鹸や洗顔料などに使用します。

  
 

ミリスチン酸イソプロピル

 

無色の油で、化学合成して作ります。肌に対しやわらかで浸透性が良く、さっぱりとしエモリエントな感じを与え、基礎化粧品などに使用します。

  
 

ミンク油

 

淡黄色の油で、「ミンク」の皮下脂肪から抽出して作ります。肌に対してなじみやすく、べとつかず、さっぱりとした感触を与えます。肌を乾燥から守り、ツヤを与える働きがあり、基礎化粧品などに使用します。

  
 

紫201

 

紫色のタール系色素で紫色201号とも言います。化学合成して作ります。商品を着色したり、肌や毛髪を着色する働きがあり、いろいろな化粧品に使用します。この他に色調の違いで紫401があります。紫色のタール系色素はこの2種だけです。

   
 

メチルセルロース

 

白色~淡黄色の繊維状の粉末です。綿花からとれる繊維から化学合成して作ります。水に溶かすと粘りを増す働きがあり、いろいろな化粧品に使用します。

   
 

メチルパラベン

 

パラオキシ安息香酸メチルとも言い、パラオキシ安息香酸エステルの一種で、パラベンと略称で言うこともあります。白色の粉末で、化学合成して作ります。菌の繁殖を抑える働きがあり、いろいろな化粧品に使用します。

   
 

メトキシケイヒ酸オクチル

 

パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシルとも言います。淡黄色の粘りのある液体で、化学合成して作ります。紫外線(UVB)を吸収する働きがあり、日焼け止め用化粧品などに使用します。紫外線から内容成分を守る目的でいろいろな化粧品に使用することもあります。

   
 

メリッサエキス

 

暗褐色の液体で、シソ科植物「コウスイハッカ」の葉から抽出して作ります。鎮静作用、収斂作用、肌の潤いを保ったり、しっとりさせる働きがあり、基礎化粧品などに使用します。

   
 

メントール

 

透明~白色の結晶または粉末で、ハッカ臭があります。シソ科植物「ハッカ」から抽出して、または化学合成して作ります。血行促進作用や清涼作用があり、いろいろな化粧品に使用します。のど飴などにも使用します。

   
 

モクロウ

 

白色~淡黄色の塊で、ウルシ科植物「ハゼノキ」の果皮から得られます。固さを調節する目的などでいろいろな化粧品に使用します。木からとれ、ロウのような感じがするところから、モクロウとよばれています。